このページは、オーディオテクニカの超高解像ヘッドホン ATH-AP2000Ti のレビュー記事になります。
※このページの情報は執筆時かつ、一般人の筆者の主観的レビューになります。
Contents
ATH-AP2000Ti の主な仕様
- メーカー:オーディオテクニカ
- メーカーの国:日本
- 発売時期:2018年
- 定価or初期値:15万円前後
- 実売価格帯:9万円前後
- 開放型or密閉型:密閉型
- 駆動方式:ダイナミック型
- インピーダンス:44Ω
- 音圧感度:100dB/mW
※インピーダンスが高く 音圧感度が低いほど、鳴らしにくい(アンプ食い)です。逆にインピーダンスが低く 音圧感度が高いほど、ホワイトノイズ等 上流機器のノイズが聴こえやすくなります。
- ケーブルの有無:有線
- ケーブルの長さ:1.2m/3m
- ケーブルの脱着:可能・A2DCコネクター
- 重量:300g
ATH-AP2000Ti の音質評価(五つ星制)
解像度:☆☆☆☆☆
クリア感:☆☆☆☆☆
音圧・力強さ:☆☆☆
スピード感:☆☆☆☆
艶・色気:☆☆
音の暖かさ:☆☆
音場の広さ:☆☆☆☆
音量の取れやすさ:☆☆☆
サタ行の質感:☆☆
※サタ行の質感は☆が多いほど刺さらないという評価です。
高音の音質:☆☆☆☆☆
高音の伸び:☆☆☆☆☆
中音の音質:☆☆☆☆☆
ボーカル:☆☆☆☆
低音の音質:☆☆☆☆☆
低音の締まり:☆☆☆☆
高音の量:☆☆☆☆
中音の量:☆☆☆☆
低音の量:☆☆☆
ATH-AP2000Ti の音質以外の評価(五つ星制)
側圧の適度さ:☆☆☆☆
装着感(耳):☆☆☆☆
装着感(頭頂部):☆☆☆☆
メガネのつる耐性:☆☆☆
※上記4項目は☆が多いほど長時間聴いても痛くならない、疲れないという評価です。
音の遮断性:☆☆☆☆
音漏れ:☆☆☆☆
携帯性:☆
ATH-AP2000Ti の音質の特徴
ATH-AP2000Ti は解像度がとても高く、クリア感が抜群です。
低音はタイトでキレがあり、中高音の解像度や伸びは極上です。
解像度が非常に高いこともあり、ボーカルは驚くほど生々しいですが、艶や暖かみはあまりなく、クールな感じがします。
音場は密閉型にしては広く感じられます。低音の量が多くないため迫力こそ控えめですが、ATH-AP2000Tiで聴くオーケストラは楽器の分離が良く、個人的には気に入ってます。
解像度がかなり高く、キレが良いので、メタルやハードロックもスピーディーに気持ちよく聴けてます。(オーケストラと同じく迫力は控えめです)
アコースティック系楽器の音もリアル感がハンパではなく、一級品の音を奏でてくれてます。
ATH-AP2000Ti のマイナスになりうる要素
- 初期の価格帯(約15万円)で考えるとコスパは良くない
- クールな音なので、艶や色気、暖かい音、パンチのある熱い音、などを求めるとガッカリする可能性がある
- リケーブル可能だけど、コネクタは特殊
ATH-AP2000Ti のおすすめ度&まとめ
ATH-AP2000Ti のオススメ度:☆☆
ATH-AP2000Ti は初期の価格帯(約15万円)のヘッドホンとしては、オススメできません。
しかし、執筆時の価格帯(新品8万円台)で、クールでキレのある密閉型高解像ヘッドホンとしては、かなり秀逸なヘッドホンと個人的には思っています。
ATH-AP2000Ti の特徴まとめ
- クリア感が極上
- 解像度が高く、高音の伸びも抜群
- キレキレのクールなサウンド
- ボーカルは驚くほど生々しい
- リケーブルで音の変化を楽しめる
- シープスキンのイヤーパッドは装着感が絶妙
- 新品8万円台なら、音質・品質ともに高コスパ
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