今回は、オーディオテクニカの世界的名機 ATH-M50x のレビュー記事をご紹介します。
※このページの情報は執筆時かつ、一般人の筆者の主観的レビューになります。
Contents
ATH-M50x の主な仕様
- メーカー:オーディオテクニカ
- メーカーの国:日本
- 発売時期:2014年
- 定価or初期価格帯:2万円前後
- 実売価格帯:2万円前後
- 開放型or密閉型:密閉型
- 駆動方式:ダイナミック型
- インピーダンス:38Ω
- 音圧感度:99dB/mW
※インピーダンスが高く 音圧感度が低いほど、鳴らしにくい(アンプ食い)です。逆にインピーダンスが低く 音圧感度が高いほど、ホワイトノイズ等 上流機器のノイズが聴こえやすくなります。
- ケーブルの有無:有線
- ケーブルの長さ:1.2mカール/1.2m&3mストレート
- ケーブルの脱着:可能
- 重量:285g
ATH-M50x の音質評価(五つ星制)
解像度:☆☆☆☆
クリア感:☆☆☆☆
音圧・力強さ:☆☆☆☆
スピード感:☆☆☆
艶・色気:☆☆
音の暖かさ:☆☆
音場の広さ:☆☆
音量の取れやすさ:☆☆☆
サタ行の質感:☆☆☆
※サタ行の質感は☆が多いほど刺さらないという評価です。
高音の音質:☆☆☆☆
高音の伸び:☆☆☆
中音の音質:☆☆☆☆
ボーカル:☆☆☆☆
低音の音質:☆☆☆☆
低音の締まり:☆☆☆☆
高音の量:☆☆☆☆
中音の量:☆☆☆☆
低音の量:☆☆☆☆
ATH-M50x の音質以外の評価(五つ星制)
側圧の適度さ:☆☆☆
装着感(耳):☆☆
装着感(頭頂部):☆☆
メガネのつる耐性:☆☆☆
※上記4項目は☆が多いほど長時間聴いても痛くならない、疲れないという評価です。
音の遮断性:☆☆☆☆
音漏れ:☆☆☆☆
携帯性:☆☆☆
ATH-M50x の音質の特徴
ATH-M50x は解像度が高く、音に躍動感や力強さもあり、モニターヘッドホンとはいっても音楽を思いっきり楽しめるサウンドです。
ソニーMDR-CD900STのような、無機質な正統派モニターサウンドと比較すると、ATH-M50x はリスニング用ヘッドホンと思えてきます。
HR/HM、ロック、ポップス、ジャズ、クラシック、インストゥルメンタル、アカペラ、ライブ音源、全て気持ちよく鳴ります。
ATH-M50x のオールマイティーさに驚きました。(筆者の好みにドンピシャっていうのも大きいかと思います(笑))
一方で、リラックス系の音色ではないため、リラックス系ヘッドホンを探してる方はSENNHEISER HD 599などがおすすめです。
ATH-M50x のマイナスになりうる要素
- 解像度が高く、力強さもあるため、人によっては聴き疲れる可能性
- やや側圧が強く耳を上手くパッド内に入れないと挟まれる
ATH-M50x のまとめ
ATH-M50x の特徴まとめ
- モニターヘッドホンとは思えないリスニング的サウンド
- 解像度高く、パワフルさもある
- 側圧はやや強めだけど、長時間もいける装着感
- リケーブルで音の変化を楽しめる
- あらゆる音楽を楽しめるオールマイティーさ
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