CASCADE (カスケード) レビュー 【Campfire Audio (キャンプファイヤー オーディオ)】

本日は、低音の量感や音の厚みが圧倒的なCampfire Audio CASCADE (カスケード) のレビュー記事をご紹介します。

※このページの情報は執筆時かつ、一般人の筆者の主観的レビューになります。

スポンサーリンク



Campfire Audio CASCADE の主な仕様

  • メーカー:Campfire Audio (キャンプファイヤー オーディオ)
  • メーカーの国:アメリカ
  • 発売時期:2018年
  • 定価or初期価格帯:10万1750円(税込み)
  • 実売価格帯:10万円前後
  • 開放型or密閉型:密閉型
  • 駆動方式:ダイナミック型
  • インピーダンス:38Ω
  • 音圧感度:100dB/mW

 ※インピーダンスが高く 音圧感度が低いほど、鳴らしにくい(アンプ食い)です。逆にインピーダンスが低く 音圧感度が高いほど、ホワイトノイズ等 上流機器のノイズが聴こえやすくなります。

  • ケーブルの有無:有線
  • ケーブルの長さ:1.2m
  • ケーブルの脱着:可能・HD800コネクター
  • 重量:383g

Campfire Audio CASCADE の音質評価(五つ星制)

解像度:☆☆☆☆

クリア感:☆☆☆

音圧・力強さ:☆☆☆☆☆

スピード感:☆☆

艶・色気:☆☆☆

音の暖かさ:☆☆☆☆

音場の広さ:☆☆☆

音量の取れやすさ:☆☆☆

サタ行の質感:☆☆☆☆

 ※サタ行の質感は☆が多いほど刺さらないという評価です。

高音の音質:☆☆☆☆

高音の伸び:☆☆☆☆

中音の音質:☆☆☆☆

ボーカル:☆☆☆

低音の音質:☆☆☆☆

低音の締まり:☆☆☆

高音の量:☆☆☆☆

中音の量:☆☆☆☆

低音の量:☆☆☆☆☆

Campfire Audio CASCADE の音質以外の評価(五つ星制)

側圧の適度さ:☆☆

装着感(耳):☆☆☆☆☆

装着感(頭頂部):☆

メガネのつる耐性:☆☆☆☆

 ※上記4項目は☆が多いほど長時間聴いても痛くならない、疲れないという評価です。

音の遮断性:☆☆☆☆☆

音漏れ:☆☆☆☆☆

携帯性:☆☆☆

Campfire Audio CASCADE の音質の特徴

Campfire Audio CASCADE はとても個性的な音で、聴いていて凄く楽しいです。

低音の量感や音の厚みが圧倒的ながら、解像度も中々高いです。

シープスキンの厚みのあるイヤーパッドによって密閉度が高い状態だと、低音の量感がとんでもないことになります。脳天をゴムバットで殴られてるかのような凄い低音です。

CASCADEをしばらく聴いて耳と脳がCASCADE仕様にアップデートされた後に、ロック向きの名機ゼンハイザーHD25を聴くとスッカスカに聴こえます。そのくらいCASCADEの低音の量感と音圧は圧倒的です。(その後、HD25をしばらく聴いて耳と脳がHD25仕様に再アップデートされるとHD25もやっぱり名機だな~と実感します)

CASCADEは解像度が高くなかったら、コスパの悪いただの低音ホンで片付けてしまいそうになる音のバランスですが、圧倒的量感の低音を潜り抜けて中高域に注目すると、実は解像度が結構高いです。

とは言っても10万円前後クラスの解像度重視のヘッドホンには及ばないです。

しかし、解像度重視のヘッドホンにはCASCADEのとんでもない音圧や低音は出せないことを考えたら、決してコスパが悪いとは思わないですし、自分にとってCASCADEはトップクラスにお気に入りのヘッドホンです。

CASCADE はイヤーパッドカバー(穴あき)で生まれ変わる

Campfire Audio CASCADE イヤーパッドカバー(穴あき)

CASCADE のイヤーパッドに画像↑のようにイヤーパッドカバー(穴あき)を付けて半オンイヤーのように装着すると、シープスキンの密閉感がなくなり、低音が抜けて量感が減り、「やや低域が多めで全域に渡って音圧強めの高解像ヘッドホン」という感じのバランスの良い音に生まれ変わります。

(どのヘッドホンでもイヤーパッドカバーを付けると低音の量感が減る変化が感じられますが、CASCADEは低音の量がとんでもないため、変化の幅が大きいように感じます)

解像度の高さやクリア感が売りのヘッドホンにイヤーパッドカバーを付けると、解像度が下がりベールが一枚掛かったようにクリア感が減り、マイナス方向に変化してしまうことが多いです。(刺さりが気になる機種の場合は良い方に変化することもあります)

解像度が高くない低音ホンにイヤーパッドカバーを付けると、売りの低音が減るだけで全体として音の面白味も減ったように感じることが多いです。

しかし、CASCADE の場合はイヤーパッドカバー(穴あき)を付けると、低域がスッキリすることで中高域の隠れたポテンシャルが顔を出し、一味違ったハイレベルな音を聴かせてくれます。

しかも、それがイキイキとした楽しい音になるところがCASCADEの凄いところだと思っています。

CASCADE はリケーブルでの変化も大きい

CASCADE はリケーブルすると音の変化がハッキリと分かるので、上述のイヤーパッドカバーの有無や、付属の4種類のステッカーと合わせて、別物のヘッドホンのように違う音色を何パターンも楽しめます。

筆者が購入したケーブルは、執筆時点では純正の他に2種類ですが、3種類それぞれ見事に傾向が違って楽しい音を奏でてくれてます。

  • 純正のALO audio Litz Wire Headphone Cable (高純度銀メッキ銅・単品価格2万3千円前後)
  • Whiplash Audio TWag v3 Sennheiser HD800 交換用アップグレード・ヘッドホンケーブル (99.99998%純銀線・実売価格5万円前後)
  • 7N occ単結晶銅シルバー混合8コア(実売価格6千円前後)

特に気に入っているのはWhiplash Audioの純銀線で、高域が伸び切りながらも全く刺さりがなく滑らかで、B&Wのスピーカー805Dの高音の滑らかさと通じるものを感じました。(CASCADEと805D自体の音の傾向は全く違いますので、極上の滑らかさという点のみです。関連:B&W 805D レビュー【鮮烈な解像度と滑らかな美音のシャワー】)

純正のALO audio Litz Wireより響きが減り、全域に渡って締まりながらも、身が詰まったような音圧を感じられるのは、Whiplash Audioの純銀線とCASCADEの組み合わせの妙でしょうか。

Campfire Audio CASCADE のマイナスになりうる要素

  • 音源や上流機器によっては低音がぼわんぼわんと収拾がつかなくなる
  • イヤーパッドがフカフカかつモチモチで感触は絶妙だけど、側圧はかなり強く本体重量も重いため、慣れるまでは長時間視聴すると頭頂部やエラの辺りが痛くなり頭部全体が得も言われぬ疲労感に襲われる(重量が頭頂部の1点に掛かることが主な原因かと思います)→慣れた後は2~3時間は付けられてます。

Campfire Audio CASCADE のおすすめ度&まとめ

Campfire Audio CASCADE のオススメ度:☆☆☆☆☆

CASCADEは個人的満足度でいうと満点5つ星を超えて6つ星と言いたくなるレベルです。

濃厚な低音、パワフルな音圧、活き活きとした躍動感、十分な解像度、音のカスタマイズ性など、CASCADEは音楽を最大限に楽しめるヘッドホンの隠れた名機だと思っています。

低音が多い音が好みでない方と、頭頂部が痛くなりやすい方は視聴して確認してみてください。

Campfire Audio CASCADE の特徴まとめ

  • 低音の量感が凄すぎる
  • 全域に渡って音圧が強烈
  • 実は解像度も結構高い
  • 密閉度の高いシープスキンイヤーパッドがフカフカかつモチモチで秀逸
  • リケーブルで音の変化を楽しめる(凄く変化が分かりやすい)
  • イヤーパッドカバーを付けて半オンイヤーのように装着すると別物のバランスに変化する
  • 付属の4種類のステッカーでも音の変化を楽しめる
  • イキイキと躍動感ある極上サウンド
  • 楽しく音楽を聴ける超お気に入りのヘッドホン

関連記事

ETHER C Flow 1.1 レビュー 【MrSpeakers (ミスタースピーカーズ)】

SRH1540 レビュー 【Shure (シュア)】

Sound Reality ATH-SR9 レビュー 【オーディオテクニカ】

beyerdynamic DT 990 PRO レビュー 【ベイヤーダイナミック】

MDR-Z1000 レビュー【SONY】

SENNHEISER HD25 レビュー 【ゼンハイザー】

ATH-WP900 レビュー 【オーディオテクニカ】