CS4398搭載の中華真空管DAC「DAC-01A」とアンプ2台構成(SMSL製アンプやTEAC「A-R630MKII」)でギターサウンドが化け、その後、高級スピーカーを初めて購入しピュアオーディオの世界へ足を踏み入れるまでのオーディオ考察をこのページから書いてみます。
※このページの情報は執筆時かつ、一般人の筆者の主観的レビューになります。
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【オーディオ考察】中毒性がRPGと似てる
ゲームブログだけに、ゲームと絡めてオーディオを考察してみます。
オーディオは凝りだすと「組み合わせやカスタマイズ性」が豊富で、さらには「中毒性のようなもの」があり個人的に一番好きなゲームのジャンル「RPG」と面白さのツボが似ているように思います。
個人的にオーディオにガッツリ ドハマりしたので新たにオーディオブログを立ち上げようかとも思ったのですが、現時点の自分のオーディオシステムはデスクトップスタイルでゲームのシステムとも一体化しているので、当ゲームブログでオーディオについても書いていこうと思っています。
名作ゲーム「GTA5・Fallout 4・ウィッチャー3」などには、世界観とマッチした膨大な数の良質な音楽も収録されているので、オーディオシステムをグレードアップするとゲームの音質も上がりゲーム全体のクオリティー(臨場感や没入感)も上がりますし。
(ほぼ完成したオーディオシステムでGTA5をプレイしてみたら、ゲーム内カーラジオの音の良さに度肝を抜かれました(笑) GTA5は改めてあらゆる面で神ゲーですね!)
オーディオは「調整とトライ&エラー」が面白い
オーディオでは「スピーカー・アンプ・DAC・ケーブル」等、機器の選択に加え「配置や調整(スピーカーやアンプの足場の素材やインシュレーターの種類、壁との距離感など)」や「機器やケーブルの種類や組み合わせ」などのトライ&エラーによって、少しずつ音が変わっていきます。
逆に、〇〇万円かけて音出しして期待値を大きく下回るなんてこともザラです。
その地道なトライ&エラーがゲームで例えるとまるで「死にゲーRPG(※)」のようです(笑)
さらには「いい音への好奇心と欲」がこれでもかってほど湧き出してきます。
※死にゲーRPGとは、ゲーム内で何度も何度も死んで痛みを伴って徐々に適応していくゲーム「死にゲー」と、コツコツレベルを上げながら組み合わせを試行錯誤して徐々に進化していく「RPG」が融合したジャンルのゲームです。仁王というゲームや、個人的に今プレイしているFallout 4の難易度サバイバルが正に「死にゲーRPG」です。
聴くジャンルはロックとR&B中心
ピュアオーディオというとクラシックやジャズを聴く方が多い印象ですが、個人的に聴くジャンルはほぼロックで、あとはR&Bを少々です。その中でも、特に耳タコ(聴きまくり)なのは「ボン・ジョビ、メタリカ、エアロスミス、カニエ・ウェスト、クリス・ブラウン」です。
特にギターの音が好きで、今現在聴く曲はボーカルものだけです。近所迷惑も気になるので今現在は重低音はいりません。
※後にロドリーゴ・イ・ガブリエーラ という歌わないギターデュオや、クラシックやジャズも少々聴くようになりボーカルなしの音楽の良さも知りました。
中華オーディオと自作ケーブルの組み合わせで格安高音質
個人的には、これまでオーディオ関連の機器は安さ重視で中華(中国)製品中心に色々組み合わせていました。
その中でも自分的には十分に高音質な音を奏でていた組み合わせは、CS4398搭載の真空管DAC「DAC-01A」の真空管出力をSMSL「SA-80」(Topping TP60と同等品)や同じくSMSLの「SA-98E」に繋ぎ、スピーカーの低域(ウーハー)用アンプに。(※ステップアップトランスSU-6EEで117V前後に昇圧)
そして真空管を経由しない側のRCA出力をTEACの「A-R630MKII」に繋ぎ、高域(ツイーター)用アンプとして、マルチアンプ的な使い方で聴いていました。
この、なんちゃってマルチアンプでもアンプ2台のパワーによって音圧が上がり、高域と低域のボリューム調整やA-R630MKIIのトーンコントローを使用してシステム全体のトーンバランスをコントロールできます。
さらには真空管出力を「高域にするか・低域にするか」で音色を変えることもできるので、音の傾向の変化を楽しめてました。
スピーカー&スタンドは上海問屋の超重量級
この時点のスピーカーは上海問屋のペア25kgという超重量級でありながら1本1万円という格安ブックシェルフスピーカーです。
スタンドも同じく上海問屋のペア20Kgで1本6千円以下という格安スピーカースタンドです。(※2018年現在は販売されていません)
オーディオケーブルは自作するとお得
個人的には音質のグレードアップのためのケーブルを自作する作業がそこそこ好きで、何と言っても物によっては完成品を買うよりも1本につき数千円安く済むこともあるので以前からケーブルの自作をしていました。
電源ケーブル交換で音質も画質もアップ
特に電源ケーブルはアンプやDACに加えて、PS4本体やテレビやPCモニターをCV-S 5.5sqやベルデン19364などに変更したところ映像の発色が若干良くなったので、オーディオに凝らなくてもゲームをやる方や、テレビやYouTubeを見る方にもオススメです。
電源ケーブルは半田ゴテも使用せずに「ニッパーとドライバーと圧着工具と材料」だけで作成できるので電源ケーブルの自作は超オススメです。
真空管が暖まるとギターサウンドに躍動感と厚みと粘り気がプラスされる
前述の「DAC-01A」の真空管出力からSMSL「SA-80」を経由しスピーカーの低域に繋ぎ、高域を「A-R630MKII」に繋ぎ音楽を聴くと、毎回アンプとDACの電源をオンにしてから1時間くらい経つと音に「厚み」や「躍動感」そしてギターに「粘りっこさ」が出てくることに気付きました。
どうやら真空管が温まると音が若干変化していたようです。
この真空管が温まった後のギターの音はヤバイです。メタリカの「ガレージ・インク」というギターやベースの音が最高なカバーアルバムがあるんですが、真空管が温まると躍動感たっぷりで熱く粘りっこく気持ちいい音になります。(逆に次の日、電源をオンにした直後の音はすごく軽く躍動感のない音に聴こえます)
このシステムではギターやドラムに厚みがありながらもボーカルが埋もれず、この時点では上の世界の音を知らない自分にとっては最高に気持ちいい音を奏でていました。
しかし、気持ちいい音を味わったがためにさらに良い音への好奇心と欲が湧き出し始めました。
次回はピュアオーディオへの第一歩、初めての高級スピーカー&アンプ選びの記事になります。
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