【Cocktail Audio X50D レビュー】PCとは次元が違う音の鮮度【HDDオーディオプレイヤー兼サーバー】

【Cocktail Audio X50D レビュー】PCとは次元が違う音の鮮度【HDDオーディオプレイヤー兼サーバー】

2018年2月からピュアオーディオにハマり、ゲーミングPC(HPのOMEN)+foobar2000→CHORD QBD76HD→DENON PMA-SX1→B&W 805Dという構成のオーディオシステムを揃えたのですが、音源の最上流(ゲーミングPC)をオーディオ専用に変えるべくプレーヤーや音楽専用PCを模索していました。

音質を優先させたら2018年といえどもCDプレイヤーが良さそうな印象でしたが、自分はiPod世代で、さらに長い日は1日10時間以上曲を流すこともあるので、CDを一枚一枚入れ替えるCDプレイヤーは候補に入りませんでした。

最初はソニーの「HAP-Z1ES」を狙っていたのですが同軸や光デジタル出力がないためモヤモヤしていたところ韓国のオーディオメーカー「Cocktail Audio(カクテルオーディオ)」の高音質HDDオーディオサーバー兼ネットワークプレイヤーの「X50D」を見つけ「これだ!」と思い新品で購入してみました。

音質に関して軽く触れておくと「X50D」からスタートしQBD76HD→PMA-SX1と経由し805Dから出てくる音はとてつもなく高解像の美しい音のシャワーが降り注ぐような超気持ちいい音です!

今回はそんな、Cocktail Audio X50D の開封画像や音質レビュー、使い勝手の感想などを書いてみます。

※このCocktail Audio X50D には内臓ストレージ(HDDかSSD)は付いていないため別途用意が必要です。

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Cocktail Audio X50D 開封画像

Cocktail Audio X50Dが到着しました! 外箱はラップに包まれています。

【Cocktail Audio X50D レビュー】外箱はサランラップに包まれています

外箱のサイドにはスペックが書かれています。英語での名称は「CA-X50D」なんですね。

【Cocktail Audio X50D レビュー】外箱のサイドにはスペック

開封すると備品(リモコン・ケーブルなど)と、英語と日本語の取説が入っています。

【Cocktail Audio X50D レビュー】開封すると備品(リモコン・ケーブルなど)と、英語と日本語の取説

本体は黒い布で包まれています。

【Cocktail Audio X50D レビュー】本体は黒い布で包まれています

X50D本体がお目見えです。7インチモニターが目に入ります。

【Cocktail Audio X50D レビュー】7インチモニターが目に入ります

背面の左側です。RCA端子のコアキシャル(同軸デジタル)出力のみ2系統で他は1系統です。ちなみに、このRCA2系統は同時出力でした。QBD76HDのデュアル入力で同時入力を確認&音出しできています。ただ音質はシングルの方が明らかにクリアでした。

【Cocktail Audio X50D レビュー】RCA端子のコアキシャル(同軸デジタル)出力のみ2系統で他は1系統

背面の右側です。HDMIやUSB3.0もあります。

【Cocktail Audio X50D レビュー】HDMIやUSB3.0

X50Dには内臓ストレージが付いていないので、別途用意しておく必要があります。

つまみを回すとHDDマウンターを外すことができます。

【Cocktail Audio X50D レビュー】つまみを回すとHDDマウンターを外すことができます

HDDだと音に厚みがあり、SSDだと厚みは劣るけどクリアということで個人的にはSSDを選択しています。X50Dは事実上パソコンのような構成なので起動の速さや曲を探す時の読み込み速度もSSDの方が速いのではないかと思い、サクサク感も期待しています。

SSDはサムスンの最新型860シリーズを家のパソコンに使用したところM.2 PCIe SSDのゲーミングPC以上のサクサク感だったため音質の良さも期待して「Samsung SSD 500GB 860 EVO」にしています。X50Dは12TBまで増設可能ですが、音声データはHD動画のようにデータが大きくない(24B/96Kで約2GB、24B/192Kで約4GBくらいです)ので、個人的には500GBでも今現在は全然余ってます。

【Cocktail Audio X50D レビュー】HDDだと音に厚みがあり、SSDだと厚みは劣るけどクリア

電源をオンにするとカクテルオーディオだけに「カクテル」が表示されます。なんかちょっとオシャレですね(笑)

【Cocktail Audio X50D レビュー】「カクテル」が表示

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Cocktail Audio X50D を設置!

総重量80kg以上のデスクトップオーディオシステムにX50Dも設置した画像です。

X50Dの本体画面は7インチあるのでデスクトップでは視認性抜群です。数m離れる場合での細かい曲探しはアプリで操作した方がいいかもしれません。

【Cocktail Audio X50D レビュー】デスクトップオーディオシステムにX50Dも設置

ケーブルの長さの関係で暫定的にX50Dの上にCHORDのDAC「QBD76HD」を置いています。

【Cocktail Audio X50D レビュー】X50Dの上にCHORDのDAC「QBD76HD」

QBD76HDと比較するとX50Dは奥行が2倍くらいあります。

【Cocktail Audio X50D レビュー】QBD76HDと比較するとX50Dは奥行が2倍

パソコンで購入した24B/192Kのハイレゾ音源もUSBメモリや外付けHDDでX50Dに簡単にコピーし再生することができます。

【Cocktail Audio X50D レビュー】パソコンで購入した24B/192Kのハイレゾ音源もUSBメモリでX50Dに簡単にコピー

アルバム一覧の画面です。リモコンのみで簡単に選択できます。動きもサクサクと軽快です!

【Cocktail Audio X50D レビュー】アルバム一覧の画面

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Cocktail Audio X50D の音質レビュー

X50DとPCオーディオの音質比較

X50Dを買う前までは2017年に購入したM.2 PCIe SSD搭載ゲーミングPC「OMEN」でfoobar2000(WASAPI)を使い24B/96Kのハイレゾなどを再生していましたので、PCオーディオとしては一般的な使用法かと思われます。

そのゲーミングPCでの音質とX50Dの音質を比較しますと、ベールが一枚剥がれたように鮮度が上がったことがハッキリと分かりました。805Dという寒色系かつ高解像で音数が多く敏感なスピーカーでの比較ということもあってか、かなり差が際立ちます。

音のエッジ(角)もハッキリとするのでキレも良くなったように感じます。

「X50D→QBD76HD→PMA-SX1→805D」での音質レビュー

インシュレーターで音が激変するような敏感なシステムで、同じタイミングで複数のセッティングを変えてしまうと、何がどこに影響を与えているかの判断が本当に難しくなってきますが、最上流にX50Dを組み込んだ私の現時点のオーディオシステムでのトータルの音質の感想も書いてみます。

ケーブルまで入れた構成以下の通りです。※PMA-SX1+805Dは超ゆったりな音だったので、スピードとキレを上げるべく、XLRケーブル以外のケーブルの端子と壁コンを全てロジウムメッキ化しています。

  • X50D – 電源K: OYAIDE L/i50EXs 
  • →RCA-BNCデジタルケーブル:TIMELORD ABSOLUTE(自作)
  • QBD76HD – 電源K: ZONOTONE 6NPS-Neo Grandio 5.5Hi (自作)
  • →XLRケーブル:DH LABS REVELATION
  • PMA-SX1 – 電源K: ZONOTONE 6NPS-Neo Grandio 5.5Hi (自作)
  • →スピーカーケーブル:ZONOTONE 7NSP-7070Grandio(自作)
  • 805D – (SPスタンド:REQST RKST-75)

最上流である音の出発地点をオーディオ専用機に変えたことで、2018年にピュアオーディオデビューしたばかりの自分にとっては、もうとんでもなく鮮烈で生々しい美音です!

ほぼ全てロジウムメッキで鮮烈な音というと刺々しいアグレッシブな音を想像しそうですがPMA-SX1のどっしりとした雄大な穏やかさによって全く聴き疲れしませんし、前にグイグイくるような音でもありません。

しかし確実に「鮮烈」と表現したくなる生々しさがあります。それでいてクリス・ブラウンの甘い美声も、ロドリーゴ・イ・ガブリエーラの弾むようなギターの弦を弾く音も、ボンジョビのボーカルも、メタリカのベースも、サンタナのギターも、とにかく美しい音のシャワーが降り注ぎます。

今の自分にとっては全く大げさな表現ではありません。「X50D」から始まり「805D」から出てくる音楽は、とてつもなく美しく生々しく超気持ちいい音です!

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Cocktail Audio X50D の使い勝手レビュー

X50Dはオンにしてから完全に立ち上がるまでに1分ぐらいかかりますが、CPUやメモリ的には低スペックパソコンなのでしょうがないですかね。音質最優先ですので個人的には全然OKです。

立ち上がったあとは、至って軽快でサクサク動きます。

曲をリッピングして、アルバムを探して再生するというオーディオ機器としてのシンプルな操作に関してはリモコンの「戻るボタン(RETURN)」「メニューボタン(MENU)」「決定ボタン(OK)」「上下左右ボタン」のみで操作できますので、至ってシンプルです。

個人的には上記のボタンと「再生・停止・音量」ボタンぐらいしか使っていません。

X50D の使い勝手の不満な点

音質にも動作性にも不満な点はありませんが、あえて粗を探すと細かい不満な点はあります。

不満な点①:WAVでのリッピングでアルバムのデータが表示されないアルバムが結構ある(私の場合約120枚リッピング時点で約20枚

  • 個人的な対策法:アーティスト名・アルバム名・発売年月のみをリモコンで手入力。そのうち再度チェック

不満な点②:WAVでのリッピングでアルバムの発売年月が出ない

  • 個人的な対策法:アルバムの裏面やCDを見て発売日を探して手入力。載ってない場合はWikiで調べる

不満な点③:リモコンの上下左右ボタンを速く2回押すと3マス動く時が結構ある

これは何十枚とリッピングしている時にジャケ写をAmazonで探す項目を通り過ぎて意図せずリッピングが始まるときがあります。

Cocktail Audio X50D レビューのまとめ

値段こそ高かったですが、個人的にはPCと音楽再生を完全に分離させて高音質化を目指していたのでX50Dを購入して満足です。

HDDやSSDは12TBまで増設可能なうえ、ストレージは簡単に交換できるため、取り込める曲数が満タンになる心配もありませんし、CDプレーヤーのようにCDの入れ替えもありませんので、高音質な音楽を長時間リラックスして楽しむBGM的な使い方にはドンピシャです。

個人的に最大の目的であった音質的にも(各機器のトータルではありますが)抜群に高音質でしたし、M.2 SSDのゲーミングPCでのPCオーディオよりもハッキリと高音質化したので、その点は特に大満足です。

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