【DENON PMA-SX1 レビュー】雄大な豪華客船のようなパワー【プリメインアンプ】

【DENON PMA-SX1 レビュー】雄大な豪華客船のようなパワー【プリメインアンプ】

B&W 805Dを購入し鮮烈な音数と解像度を体感しましたが、805Dの実力をさらに発揮させるべくDENONのフラッグシップ(最上位)プリメインアンプ「PMA-SX1」を中古で購入しました。

懐の深いPMA-SX1によって、気難しい805Dから鮮烈で生々しくも全く聞き疲れしない最高に気持ちいい音が出るようになっています。

今回はそんな「雄大な豪華客船のような穏やかなパワー」を兼ね備えた「PMA-SX1」の開封画像と音質レビューを書いてみます。

PMA-SX1の詳しい仕様は公式サイトをご覧ください。

DENON PMA-SX1 開封画像

【DENON PMA-SX1 レビュー】メーカー正規の箱

開封すると、付属品(RCAピンジャックプロテクター・電池・リモコン)と取説が入っていました。※中古なので足りないものもあるかもしれません。

【DENON PMA-SX1 レビュー】付属品(RCAピンジャックプロテクター・電池・リモコン)と取説

ダンボールの外箱から出すと発泡スチロールがガッチリはめ込まれています。

【DENON PMA-SX1 レビュー】発泡スチロールがガッチリはめ込まれています

30kgもあるうえ奥行がハンパではないため発泡スチロールを外すのが結構大変でした。

【DENON PMA-SX1 レビュー】発泡スチロールを外すのが結構大変

本体はサランラップにくるまれています。中古なのでサランラップは販売店で巻かれたのかもしれません。

【DENON PMA-SX1 レビュー】本体はサランラップにくるまれています

上部から見ると奥行がかなり長いです。

【DENON PMA-SX1 レビュー】奥行がかなり長い

サランラップを剥がすとシルバーの上質な本体がお目見えです! それにしてもボリュームノブでかっ!

【DENON PMA-SX1 レビュー】シルバーの上質な本体がお目見えボリュームノブでか

入力切替端子(インプットセレクター)です。凄い数です。9個あります。

【DENON PMA-SX1 レビュー】入力切替端子(インプットセレクター)

スピーカー出力は1系統です。(暗くて見えにくくて申し訳ありません)

【DENON PMA-SX1 レビュー】スピーカー出力は1系統

RCAの入力端子は多いですが、XLRのバランス端子は1系統になります。「PMA-SX1」を純粋なパワーアンプとして使う場合はRCAでの接続になります。(ピンボケで見えにくくて申し訳ありません)

【DENON PMA-SX1 レビュー】RCAの入力端子は多いですが、XLRのバランス端子は1系統

DENON PMA-SX1 設置(暫定的)

デスクトップに計80kgオーバーの機材を配置しております(爆) ※ちなみに耐荷重240kgの突っ張り棒で補強しています。

自分が家にいる時はこの場所で「音楽・映画・ドラマ鑑賞、NBA観戦、ゲーム」など長い日には10時間以上スピーカーから音が出ているので、徹底的に上質なデスクトップオーディオを目指しています。

【DENON PMA-SX1 レビュー】デスクトップに計80kgオーバーの機材

左にはCocktail Audio X50Dと、ケーブルの長さの影響もあって暫定的にX50Dの上にCHORD QBD76HDを載せています。

【DENON PMA-SX1 レビュー】Cocktail Audio X50Dの上にCHORD QBD76HD

DENON PMA-SX1(+805D)第一印象の音質レビュー

音の厚みがありつつ、真空管アンプ「CAV T-88a」よりクリアな音で、それでいて長時間聴いても聴き疲れしないことを狙って「PMA-SX1」を選択したんですが、805Dとの組み合わせで初めて鳴らした時は想像を絶するほど穏やかでゆったりな鳴り方でした(爆)

自分が聴く音楽はロックとR&B中心ですが、メタリカの曲が子守歌のように感じる時さえありました(爆)

ロックでもボンジョビの2000年代後半以降に多いミドルテンポの曲や、個人的に最近聴くようになったイーグルスの曲などはギターもボーカルも物凄くリアルです。

同じく最近聴くようになったロドリーゴ・イ・ガブリエーラのアコースティックギターの弦の音もかなり気持ちのいい音がします。

PMA-SX1+805D では低音は緩く遅い

PMA-SX1+805Dでは音のエッジ(角)に鋭さは全くなく、低音(特にバスドラ)の締まりがとてつもなく緩く、スピード感も遅く、物凄く穏やかな鳴り方をします。

(※低音の締まりに関しては最終的にはスピーカースタンドが最大の欠点でした。ただ805Dが敏感過ぎて何か1個変えたら音がかなり変わるので、セッティングやケーブルの変更の試行錯誤とともに音がコロコロ変わりるので中々面白いです)

長時間BGM的に聴く自分のスタイルでは、PMA-SX1のこの穏やかさも悪くはないんですが、もっと刺激的な音も聴きたいと思い、壁コンとケーブルの端子をほぼ全てロジウムメッキ化した結果、805Dの敏感さも相まって、とてつもない音も出せるようになりました。

※個人的には原音主義ではなく「気持ちいい音・楽しい音」主義といった感覚なので、メッキによる音の色付けをメチャクチャ楽しんでいます(笑)

PMA-SX1+805D ほぼ全てロジウムメッキ化で化けた!

厳密にいうと機材(アンプ・DAC・プレイヤー・スタンド)に加えて、各種ケーブルもPMA-SX1+805Dに見合ったクラスに変えて、自作したケーブルの端子や壁コンをすべてロジウムメッキにしたことによって、とてつもない音がするようになっています。

ロジウムメッキ化したことで音のエッジが鋭くなり、それでいてギターもドラムも美しく響くような聴こえ方もします。ただこの響き具合は805Dの敏感さの影響か、少しの変更で美しい響きが激減したりもします。

スピーカースタンドの底をスパイクにしたら響きも音の伸びも減ってしまったり、逆にモノタロウで買った1個数十円のゴム足にしたら、CAV T-88a+706 S2のグレードアップ版のような、超高解像度でありながらかなり粘り気がある超気持ちいいギターサウンドが聴こえてきたりしてます。

PMA-SX1は懐が深い

繊細で敏感な805Dをほぼ全てロジウムメッキで鳴らしたり、御影石+ゴム足というピュアオーディオで良いとされていないようなことをしても、PMA-SX1はどんと構えて難なく鳴らしてくれるような懐の深さを感じます。

実は最初はPMA-SX1は面白みのないアンプに感じたんですが、敏感な805Dと大らかなPMA-SX1のペアって、聴き疲れせずロックやギターサウンドを聴くのに相性抜群な気がしてきました。

今(2018年3月末)これを書いている時点で既にPMA-SX1+805Dのペアで軽く百時間以上は聴いています。それでもスピーカースタンドやボードを変更するたびに、また新しくとてつもなく綺麗で気持ちのいい音がして、時々ニヤニヤしたり感動したりしながら聴いてます。

X50D→QBD76HD→PMA-SX1→805Dで聴くギターもボーカルも鳥肌物!

PMA-SX1+805Dのペアの音をさらにレベルアップさせるべく最終的には以下のような構成を揃えました。

2018年2月のピュアオーディオデビューからの2カ月でとりあえず一段落付いた構成は以下の通りです。

X50D – 電源K: OYAIDE L/i50EXs 

→RCA-BNCケーブル:TIMELORD ABSOLUTE(自作)

QBD76HD – 電源K: ZONOTONE 6NPS-Neo Grandio 5.5Hi (自作)

→XLRケーブル:DH LABS REVELATION

PMA-SX1 – 電源K: ZONOTONE 6NPS-Neo Grandio 5.5Hi (自作)

→SPケーブル:ZONOTONE 7NSP-7070Grandio(自作)

805D – (SPスタンド:REQST RKST-75)

壁コン&自作の端子は全てロジウムメッキです。

(※別ページと全く同じことを書いているので引用表記にしています)

上記システムでPMA-SX1の能力がさらに発揮されたようで、とてつもなく美しく生々しく最高な音がします。

最初気になっていた低音もだいぶ締まってスピード感も出たのでメタリカの「ガレージインク」のような疾走感のあるロックも生々しくキレのある音になっています。(バスドラの音は緩いままですが全く気にならないほど他の全ての音が気持ちいいです)

クリス・ブラウンの甘い声は美しく伸びきり、カニエ・ウエストの香ばしい声もより一層 生々しく味わいがあります。

ボンジョビの曲も最高に気持ち良く鳴っています。

自分が聴く音楽はオールジャンル最高に気持ちよく鳴りますが、特にアコースティックギターの「生々しさ響き美しさ」がハンパではありません。

ハイレゾのイーグルスの曲は音の鮮度がハンパなく、響くような美しさもあり最高の音を奏でています。

最近聴くようになった「ロドリーゴ・イ・ガブリエーラ」や「アル・ディ・メオラ」のギターの鮮烈な生々しさはもう昇天です(笑)

最後に

これらの曲を今この記事を書きながら聴いていて、全ての曲に共通している点は
全く聴き疲れしないということです。

ほぼロジウムメッキの805Dでメタリカを数時間聴いても聴き疲れしないのは大らかな
「PMA-SX1」の影響が大きいと思われます。

敏感で気難しい805Dを、雄大で大らかなパワーを持つ「PMA-SX1」が陰ながらサポートしているかのようです。

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