FX (外国為替取引)では各国の通貨をトレードしますが、その各国の通貨は英語3文字で表記されます。
本日は各通貨の表記と特徴、取引量ランキングをご紹介します。
FXの通貨の表記
FX 主要7通貨
- USD:アメリカドル
- EUR:ユーロ
- JPY:日本円
- GBP:イギリスポンド
- AUD:オーストラリアドル
- CAD:カナダドル
- CHF:スイスフラン
FX マイナー5通貨
- NZD:ニュージーランドドル
- ZAR:南アフリカランド
- TRY:トルコリラ
- CNH:中国人民元
- MXN:メキシコペソ
FXの主要7通貨の特徴
USD:アメリカドル
USD:アメリカドルは言わずもがな世界最強アメリカ(米国)の通貨です。
軍事力、経済力、通貨取引量、全てにおいて圧倒的パワーです。
EUR:ユーロ
ヨーロッパで19ヵ国が自国の通貨として採用しているEUR:ユーロ。
FX取引の量はアメリカに次いで世界2位です。
JPY:日本円
私たちにお馴染みの通貨、JPY:日本円。
日本の金融界の安定度から、危険を避けたい時期に好まれがちの通貨です。
GBP:イギリスポンド
イギリス(英国)で採用されている通貨がGBP:イギリスポンドです。
ユーロに加盟していないため、イギリスは独自の通貨となっています。
AUD:オーストラリアドル
オーストラリア(豪)の通貨がAUD:オーストラリアドルです。
呼び方としては日本では「ゴウドル」と呼ばれ、英語圏の金融界では「オージー」と呼ばれがちです。
CAD:カナダドル
カナダで採用されている通貨はCAD:カナダドルです。
カナダだけに原油価格に左右されがちの通貨です。
CHF:スイスフラン
中立国スイスの通貨がCHF:スイスフランです。
JPY:日本円と同じように、マーケットの恐怖心が増長した時期にチョイスされやすい通貨です。
FXのマイナー5通貨の特徴
NZD:ニュージーランドドル
ニュージーランドの通貨がNZD:ニュージーランドドルです。
ニックネームはキウイです。
ニュージーランドだけに乳製品価格に左右されまくりの通貨です。
ZAR:南アフリカランド
南アフリカの通貨はZAR:南アフリカランドです。
鉱山(パラジウム・プラチナ・ゴールドなど)の資源が豊富な南アフリカだけに、ZARは資源価格の余波を受けがちです。
高金利通貨としても関心度が高めです。
しかし、南アフリカは不安定要素が多いことから、ハイリスクでもあります。
TRY:トルコリラ
TRY:トルコリラはトルコで採用されている通貨です。
高金利通貨として、話題沸騰のTRY:トルコリラですが、リスクの高さは折り紙つきです。
CNH:中国人民元
CNHは中国の通貨:人民元ですが、少しややこしいです。
中国の本土内で取引される通貨はCNHではなく、CHYになります。
一方で、中国の本土の外(香港など)で取引される通貨がCNHになります。
本土内のCHYは制限が多いため、私たち日本人含め世界の市場ではCNHの方が主となります。
MXN:メキシコペソ
MXN:メキシコペソはメキシコの通貨です。
シルバーや原油が豊富なメキシコだけに、資源価格に左右されがちです。
TRY:トルコリラと同様に高金利通貨ではありますが、こちらもTRY:トルコリラと同様にリスクの高さは折り紙つきです。
各国通貨の取引量ランキング
1位:USD(アメリカドル)43.8%
2位:EUR(ユーロ)15.7%
3位:JPY(日本円)10.8%
4位:GBP(イギリスポンド)6.4%
5位:AUD(オーストラリアドル)3.5%
6位:CAD(カナダドル)2.6%
7位:CHF(スイスフラン)2.4%
8位:CNY(中国人民元)2.0%
他の通貨:3.6%
上位4通貨 USD(アメリカドル)、EUR(ユーロ)、JPY(日本円)、GBP(イギリスポンド)だけで、全世界の75%以上の取引量を占めています。
AUD(オーストラリアドル)、CAD(カナダドル)、CHF(スイスフラン)を含めた上位7通貨では全世界の85%以上の取引量になります。
他の通貨:3.6%に含まれる通貨ペアの取引では、取引量が少ないため、値動きがエキセントリックになることが多いです。
おわりに
以上が、FXの通貨の特徴や取引量ランキングになります。
いかがでしたでしょうか。
こうやって見てみると通貨の特徴も面白いものですね。
特に、TRY:トルコリラ、ZAR:南アフリカランド、MXN:メキシコペソなどは破天荒な通貨ですので、警戒心を緩めないでください。
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