本日は、SONYのリスニングヘッドホンの名機 MDR-Z7M2 のレビュー記事をご紹介します。
※このページの情報は執筆時かつ、一般人の筆者の主観的レビューになります。
Contents
SONY MDR-Z7M2 の主な仕様
- メーカー:SONY
- メーカーの国:日本
- 発売時期:2018年
- 定価or初期価格帯:6万5千円前後
- 実売価格帯:6万円~6万5千円
- 開放型or密閉型:密閉型
- 駆動方式:ダイナミック型
- インピーダンス:56Ω
- 音圧感度:98dB/mW
※インピーダンスが高く 音圧感度が低いほど、鳴らしにくい(アンプ食い)です。逆にインピーダンスが低く 音圧感度が高いほど、ホワイトノイズ等 上流機器のノイズが聴こえやすくなります。
- ケーブルの有無:有線
- ケーブルの長さ:1.2m
- ケーブルの脱着:可能
- 重量:340g
SONY MDR-Z7M2 の音質評価(五つ星制)
解像度:☆☆☆☆☆
クリア感:☆☆☆☆
音圧・力強さ:☆☆☆
スピード感:☆☆☆
艶・色気:☆☆☆
音の暖かさ:☆☆☆
音場の広さ:☆☆☆
音量の取れやすさ:☆☆
サタ行の質感:☆☆☆☆
※サタ行の質感は☆が多いほど刺さらないという評価です。
高音の音質:☆☆☆☆
高音の伸び:☆☆☆
中音の音質:☆☆☆☆☆
ボーカル:☆☆☆☆
低音の音質:☆☆☆☆
低音の締まり:☆☆☆☆
高音の量:☆☆☆☆
中音の量:☆☆☆☆
低音の量:☆☆☆☆
SONY MDR-Z7M2 の音質以外の評価(五つ星制)
側圧の適度さ:☆☆☆☆☆
装着感(耳):☆☆☆☆☆
装着感(頭頂部):☆☆☆☆
メガネのつる耐性:☆☆☆☆
※上記4項目は☆が多いほど長時間聴いても痛くならない、疲れないという評価です。
音の遮断性:☆☆☆☆
音漏れ:☆☆☆☆
携帯性:☆☆
SONY MDR-Z7M2 の音質の特徴
SONY MDR-Z7M2 は全てにおいてハイレベルな優等生という感じです。
解像度は十分に高く、低域はタイトですがそこそこパンチもあります。
高域の伸びはそれほど感じませんが、高域の解像度も高いと思います。
クラシック、ジャズ、ポップス、アカペラ、ロック、どのジャンルを聴いても気持ちよく楽しく聴けます。
突出した特徴がないと言えなくもないですが、自分からすると、MDR-Z7M2 は至極の装着感も含めて「弱点がないほぼ完璧なヘッドホン」と思えます。
SONY MDR-Z7M2 のマイナスになりうる要素
- 短所がない反面、秀でた長所もない
- 秀でた長所を持つライバルヘッドホンが多いこともまた事実
SONY MDR-Z7M2 のおすすめ度&まとめ
SONY MDR-Z7M2 のオススメ度:☆☆☆☆☆
SONY MDR-Z7M2 は全てにおいて高水準のオールマイティーなリスニングヘッドホンの名機だと個人的には思っています。
「ヘッドホンはこれ1本で」という選択肢としても、かなりオススメできます。
SONY MDR-Z7M2 の特徴まとめ
- 高水準な万能ヘッドホン
- 十分に高い解像度
- 聴き疲れしない絶妙なチューニング
- パーフェクトな装着感
- リケーブルで音の変化を楽しめる
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