本日は、ナチュラルなモニターヘッドホン、ヤマハ HPH-MT8 のレビュー記事になります。
※このページの情報は執筆時かつ、一般人の筆者の主観的レビューになります。
Contents
ヤマハ HPH-MT8 の主な仕様
- メーカー:ヤマハ
- メーカーの国:日本
- 発売時期:2016年
- 定価or初期価格帯:3万円前後
- 実売価格帯:2万5千円前後
- 開放型or密閉型:密閉型
- 駆動方式:ダイナミック型
- インピーダンス:37Ω
- 音圧感度:102dB/mW
※インピーダンスが高く 音圧感度が低いほど、鳴らしにくい(アンプ食い)です。逆にインピーダンスが低く 音圧感度が高いほど、ホワイトノイズ等 上流機器のノイズが聴こえやすくなります。
- ケーブルの有無:有線
- ケーブルの長さ:1.2m
- ケーブルの脱着:可能
- 重量:350g
ヤマハ HPH-MT8 の音質評価(五つ星制)
解像度:☆☆☆☆
クリア感:☆☆☆☆
音圧・力強さ:☆☆
スピード感:☆☆
艶・色気:☆☆☆
音の暖かさ:☆☆☆
音場の広さ:☆☆☆☆
音量の取れやすさ:☆☆☆
サタ行の質感:☆☆☆
※サタ行の質感は☆が多いほど刺さらないという評価です。
高音の音質:☆☆☆☆
高音の伸び:☆☆☆
中音の音質:☆☆☆☆
ボーカル:☆☆☆☆
低音の音質:☆☆☆☆
低音の締まり:☆☆☆☆
高音の量:☆☆☆☆
中音の量:☆☆☆☆
低音の量:☆☆☆
ヤマハ HPH-MT8 の音質以外の評価(五つ星制)
側圧の適度さ:☆☆☆
装着感(耳):☆☆☆☆
装着感(頭頂部):☆☆☆
メガネのつる耐性:☆☆☆
※上記4項目は☆が多いほど長時間聴いても痛くならない、疲れないという評価です。
音の遮断性:☆☆☆☆
音漏れ:☆☆☆☆
携帯性:☆☆
ヤマハ HPH-MT8 の音質の特徴
ヤマハ HPH-MT8 は解像度が高く、空間表現も十分に感じられるナチュラルなモニターヘッドホンです。
クリア感も高く、非常にナチュラルで素直な、綺麗な音がします。
低音が強めのSONY Z1000やShure SRH1540 辺りと比較すると低音は弱めで、HPH-MT8の方がフラットです。
モニターヘッドホンにしては無機質過ぎず、ナチュラルな色艶を感じます。
普段あまりないことですが、HPH-MT8で聴いたアカペラで鳥肌が立ちました。
ヤマハ HPH-MT8 のマイナスになりうる要素
- ナチュラルゆえに、アグレッシブさや熱さは控えめ
- ナチュラルゆえに、突出した個性はない
- 装着感は悪くないけど重量は正直重い
ヤマハ HPH-MT8 のまとめ
ヤマハ HPH-MT8 の特徴まとめ
- 価格帯において高水準な音質
- ナチュラルなモニターサウンド
- リケーブルで音の変化を楽しめる
- 世界のヤマハのヘッドホンという信頼感
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